Butterfly 卓球

【Butterfly】Dignics 09C(ディグニクス09C)レビュー

この記事ではButterflyの「ディグニクス09C(特厚:2.1mm)」をレビューします。

僕はこれまでにテナジーを全種類(05・64・80・25・HARD)試打しています。

個人的に使いやすかったのは「テナジー80」で、最初は「ディグニクス80」を試打しようと考えていましたが、

粘着性ハイテンションに惹かれていまい、「ディグニクス09C」を先に購入しました。

今回はテナジーとの違いも合わせてレビューしていきます。

 

目次

使用用具

剛力男子に貼り、バック面で使用してみます。

画像では片方に「キョウヒョウプロ3ターボブルー(特厚:2.0mm)」を貼っています。

キョウヒョウプロ3ターボブルーのレビューはこちら↓

【Nittaku】キョウヒョウプロ3ターボブルーレビュー

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シート

開封時はシートに保護フィルムが貼ってあります。

Butterflyとしては初の保護フィルムではないでしょうか。

シートは程よい弾力があり、粘着性はほとんど無いように感じました。

また、シートの耐久性はテナジーよりも上と感じました。

粒形状については、一般的な中国製ラバーに比べると小さめですねー。

その分ラバーの軽量化はできていると思いますが、この段階では本当に粘着テンションなのか?と疑ってしまいます。

 

スポンジ

テナジーのスプリングスポンジは「オレンジ色」でしたが、今回のスプリングスポンジXは「ロゼナに赤色を足したような色」です。

スポンジはやや硬めでテナジーよりは明らかに固いです。

 

重量

保護フィルムが貼ってある状態では「79g」、フォルムを剥がした状態では「74g」でした。

 

ラバーカット後の重量は、240g-187g=53gです。

剛力男子のブレードが一般的な攻撃ラケットよりも大きいので重量が上がっています。

 

接着剤

Nittakuのファインジップを使用しました。

 

基礎打ち

最初に思ったのは、思ったよりも飛ばないということです。

そのため、オーバーしたかなと思ったボールでも台に収まってくれますね。

 

ドライブ

粘着テンションラバーの中ではトップクラスの回転量です。

「ボールを食い込ませる打ち方」と「ボールの上を擦る打ち方」両方に対応しているので弧線の変化が大きいです。

テナジーは擦り打ちが難しいラバーでした。

 

スマッシュ

やや相手の回転の影響を受けるので面の角度に気をつける必要がありました。

 

ブロック

基礎打ちで述べましたが、思ったよりも飛ばないので当てるだけではネットに引っかかることが多かったです。

しっかり打球すれば安定したブロックができます。

コントロールは良く、ストレートへの返球も安定していました

 

カウンター

ボールの上を軽く擦るだけで鋭いカウンターが打てるのでやりやすかったです。

逆にミート系のカウンターはパワーが無いと相手の回転に押されてオーバーもしくはネットミスになります

ディグニクス80の次にカウンターがやりやすいと感じました。

 

サーブ

下回転よりも横回転の変化が大きくボールがよく曲がりました

回転量はスピン系テンションよりも少し多いと感じました。

 

台上技術

ストップはビタ止めできます。

チキータはボールの真上を捉えるような並行スイングで安定しました。

ただ、真上を捉えるのは難しいので慣れるまでは練習する必要があると感じました。

 

おすすめな方

中級者から上級者まで幅広く使用できると感じました。

シートとスポンジがやや硬め(テナジー05ハードよりは柔らかい)なので女性の方はフォア面、男性は両面どちらでも使用できると思います

しばらく使い込んでみて、どのくらい寿命があるかも検証していきます。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回は以上になります。

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