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今回は「HMB」とは何なのかという疑問について僕なりに解説します。
合わせて、HALEO「RAPTOR」のレビューもご紹介します。
※検証は2019年に行っています。
目次
HMBとは?
HMBの正式名称は「βヒドロキシβメチル酪酸」と言い、1990年にアイオワ州立大学の研究者スティーブン・ニッセンによって発見されました。
HMBは必須アミノ酸である「ロイシン」の代謝物であり、サプリメントとしては2010年頃に国内販売が許可されました。
販売当初は主に医療現場において入院中の患者さん等に投与する事で筋力の低下を抑えたり、リハビリをしている方の筋力増加等の目的で使用されていました。
このことから、HMBには「筋肉分解の抑制」や「筋力増強」の効果が期待できます。
では「ロイシン」を摂取すれば良いではないか?
たしかにそのとおりですが、HMBを1g生成するためには20gのロイシンが必要になります。
プロテインで摂取しようとすれば1日20杯近く飲まないといけません。
その為、HMBをピンポイントで摂取する為には市販されているサプリメントが最も効果的で確実だと考えられます。
また、HMBには「HMB-FA(遊離酸)」と「HMB-CA(カルシウム)」があります。
これらの違いですが、「HMB-FA(遊離酸)」はHMB含有量100%の液体であるため高い吸収性を持ちます。

これは、アメリカにあるMTI社の特許です。
一方、「HMB-CA(カルシウム)」はHMB含有量は80%で、残り20%はカルシウムです。
カルシウムを使用しているのはタブレット(錠剤)として安定させるためです。
しかし、カルシウムは結合力が強いため胃の中でHMBとカルシウムを分離させるためには2~3時間かかります。

HMBの摂取量は?
1日3gの摂取が理想とされています。
1度にまとめて摂取するのではなく、こまめに摂取するのがおすすめです。
この後ご紹介するHALEO「RAPTOR」は7粒で3gのHMBが接種可能です。
RAPTORの成分確認
RAPTORの成分を見ていきましょう。
HMB遊離酸(HMB-FA):3,000mg
吸収性の高い「HMB-FA」が使用されています。
「HMB-FA」は「HMB-CA」より吸収性が約97%高いとされています。
L-カルニチン:700mg
脂肪代謝に重要なアミノ酸で、ミトコンドリア(細胞小器官)へと脂肪を運ぶ役割があります。
これにより、脂肪をエネルギーとして利用することができます。
L-カルニチンを十分に補給することによって、体に溜まっている脂肪をエネルギーとして効率良く燃焼することができ、「脂肪が付きにくい=太りにくい体をつくる」ことができます。
グリセロホスホコリン(α-GPC):500mg
老化防止と認知機能の改善に効果があり、多くの国々で一般薬として市販されています。
α-GPCは大豆由来でコリン(細胞の構成と修復、循環器系と脳の正常な機能のために欠かせない栄養素)を豊富に含んでいます。
コリンは体内で神経伝達物質アセチルコリン生成の原料となります。
アセチルコリンの主な効果は以下のとおりです。
- 注意力や集中力を高める
- 心筋の興奮を抑え、心拍数を低減する
ビタミンD3:200IU(5㎍)
「サンシャインビタミン」とも呼ばれ、特にビタミンD3はビタミンDの中で最も活性の高い型です。
小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
飲んだ感想
錠剤はリキッドカプセルでやや大きめです。
においは少しすっぱい感じがします。(お酢に近い?)
飲んだ後も胃に貯まる感覚はないです。
検証
運動30分前に3粒服用しています。
※体感効果には個人差がありますので目安として読んでくださいね。
ランニング
長距離トレーニング(20km)で感じたことは、「脚の疲労感がいつもより少ない」ことです。
持久力に変化は感じられませんでしたが、脚がいつもより動く感覚があったので余裕を持って走ることが出来ました。
フルマラソン
ランニングで効果があったのでフルマラソンでも試してみました。
持久力のサポートも欲しいと思ったので、同じくHALEOの「RED LINE」と併用してみました。
「RED LINE」のレビューはこちら↓
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RED LINEはスタート1時間前に5粒服用。
RAPTORはスタート30分前に3粒、30km地点で2粒、完走後に2粒服用しました。
30km地点の服用では水がなかったのでリキッドカプセルを歯で砕いて中の液体をすすった結果、も〜のすごく不味かったです。

フルマラソンでもやはり脚の疲労感は少なかったです。
毎回終盤では脚の痛みから歩くこともあったのですが、この時は止まること無く最後まで走り切ることが出来ましたね。
筋トレ
スクワット、デッドリフト、ベンチプレスでいつも通りの重量で試した結果、「いつもよりバテにくい」と感じました。
筋力増量を体感したのは、RAPTORを服用してから2ヶ月程です。

結果
スポーツ種目を選ばず効果があると感じました。
また、筋肉痛のときに服用すると痛みが少し和らぐのでリカバリーとして使用するのもいいですね。
RAPTORはこのような人におすすめ!
基本的には運動をされている方全てにおすすめできますが、以下に該当する方は特におすすめです!
ビギナー(老若男女問わず)
トレーニングをはじめたばかりでまだ筋力が発達していないビギナークラスの方は、アスリートよりも劇的な効果が得られやすいとされています。
ただし、妊娠中や授乳中の人の摂取は推奨できません。
摂取する場合は医師や薬剤師に相談をすることをおすすめします。
ダイエット中の方
RAPTORは余分なカロリー摂取はせずに筋肉バランスを保ちます。(7粒で19.4kcal)
さらにHMB-FA(BetaTOR)はホエイプロテインのようにインスリン分泌を促進しません。(インスリンは脂肪燃焼を妨げることがあります。)
40代以上の方
「成長ホルモン濃度の最適化」「メンタルパフォーマンスのサポート」「認知機能改善効果」があります。

ドーピングが気になる方
HALEO製品はアンチドーピングの第一人者であり、第三者機関であるBSCG(Banned Substances Control Group)の『BSCG CERTIFIED DRUG FREE R』プログラムに参加しています。
まとめ
HMBは当たり前の時代になってきています。
運動強度が高ければ高いほど体感が得やすいですが、飲んだだけでは効果はなく痩せることもありません。
現在も様々なメーカーがHMBに+αの成分を加えて販売していますが、その多くはタブレット(HMB-CA)です。
もちろんタブレットでも十分な効果はありますが、吸収されるまでに時間がかかるのがネックです。
もっと素早く体感を得たい、数時間前からサプリメントを摂取するのは面倒という方「RAPTOR」を検討してみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回は以上になります。