
2016年11月に販売されたラケットですが、今でもコントロール性能に優れたラケットとして初心者から上級者まで幅広く使用されています。
今回そのラケットを入手することができましたので、フォア面に「NEOキョウヒョウ3(特厚)」、バック面に「ディグニクス09C(特厚)」を貼って試打してみます!
目次
スペック
- 戦型:攻撃型
- 種類:木材5枚+ZLファイバー2枚(インナー)
- 打球感:ソフト
- 平均重量:86g
- グリップ:FL、ST、AN
- ブレードサイズ:長さ 157.0 x 幅 150.0 x 厚さ 5.3 [mm]
- グリップサイズ:長さ 100.0 x 厚さ 24.0 [mm]
- 価格:18,000円 +税
インナーフォースシリーズで最も薄い板厚5.3mmのラケットです。
1度廃盤していますが、リニューアルされてからはより球持ちと弾みが良くなっています。
特殊素材を感じさせない柔らかい打球感
軽打では木材5枚合板並の弾みで、キョウヒョウを合わせても暴れることなく球持ちがいいなと感じました。
強打するときはラケットで飛ばすのではなく、しっかり回転をかけて飛ばしていくと伸びのあるボールが出せます。

ドライブは弧線が高く相手はやや取りづらそうでした。
スマッシュは球持ちが言い分、球を持ちすぎているなと感じました。
コントロールできないわけではありませんが裏ソフトよりも硬めの表ソフトで打ちたいなーと思いましたね。
台上技術については予想通りでストップ・ツッツキを2バウンドさせることが簡単にできました。
速攻型ではなくラリー型
板厚が薄くカーボンが入っていないことから1発で打ち抜くのは難しいと感じました。
打ち抜くにはそれなりにパワーが必要となり余計なストレスが掛かります。
スピードは物足りないですがその分回転がしっかりかかるので、速攻型よりはティモボル選手のような強い回転でミスを誘っていくラリー型が向いていると思いました。

どうしてもスピードがほしい方はラザンターやブルーストームなどで調整しましょう。
まとめ
インナーフォースレイヤーZLFはこのような方におすすめです!
- 初心者の1本目として
- スピードよりは回転量を重視している
- 前陣で安定したラリーをしたい
- オーバーミスを減らしたい
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回は以上になります。