
フォア面で使用しているキョウヒョウプロ3ターボブルー(特厚:2.0mm)の厚さと合わせるため、厚(2.0mm)を選択しています。
目次
使用用具
剛力男子(7枚合板)に貼って使用してみます。
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画像では片方に「キョウヒョウプロ3ターボブルー(特厚:2.0mm)」を貼っています。
ターボブルーのレビューはこちら↓
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トップシートとスポンジ
トップシートは透き通っており粒形状がよく見えます。
触ってみるとかなり柔らかいので、ボールを良くつかんでくれそうです。

スポンジはクリーム色で細かい気泡が詰まっています。

スポンジの硬さはカタログ通り「47.5°」という感じがしましたが、トップシートが柔らかいので硬さはあまり感じませんでした。
重量
開封した状態では「66g」でした。
一般的な攻撃ラケット(157×150mm)に貼れば40〜50gになると思いますので、重量を気にされている方は注意しましょう。
接着剤
Nittakuのファインジップを薄塗りで使用しました。
ドライブ
球持ちが良く、ボールは弧線を描くので安定して入れることができます。
体制が崩れたときでも入れやすいです。
ラケットを大きく振ると持ちすぎてオーバーミスすることがありましたが、コンパクトに振るようにすると台に収まりました。
回転量はエボリューションシリーズに比べると少ないので、1発で打ち抜くにはスピードで押し切るパワーが必要です。
ループドライブはオーバーミスを狙うよりはチャンスメイクとして打ったほうがいいと感じました。
スマッシュ・ミート打ち
とても打ちやすいです。
特にバック面で使用したときにスイング通りの軌道で飛んでくれたので安心感がありました。
カウンター
トップシートが柔らかいので、ボールを食い込ませるように打つと安定します。
逆にハイエンドラバーのようなボールの上側をとらえて打つカウンターは難しいと感じました。
ブロック
コントロールが良いので、バッククロスからフォアストレートへの送球が安定するようになりました。
当てるだけのブロックだとネットに落ちやすかったので、ミートもしくは少し回転を入れてあげましょう。
サーブ
トップシートのつかみが良いので、ゆっくり振っても回転がかけやすいです。
ボールに回転をかける感覚を身につけるのに丁度いいと感じました。
台上技術
ツッツキ、ストップは普通にできました。
チキータはトップシートのおかげでスイングが遅くても安定して入りますが、威力は出にくいと感じました。
フリックはラケットまで当てるとオーバーしますので、ラバーだけで打つように意識すると入るようになりました。
おすすめな方
・基礎を覚えた初心者から中級者の方
・試合でミスによる失点が多い方
・エボリューションシリーズを打っていて安定しない方
まとめ
QUANTUM X PROは回転やスピードに特化していませんが、すべての技術がそつなく安定します。
したがって、誰が使ってもポテンシャルを引き出せるラバーだと感じました。
今回は厚(2.0mm)を試打しましたが、それでも十分な弾みがありました。
MAXは中陣〜後陣でプレーする方に向いていると思います。
僕の場合、フォアハンドではボールを持ちすぎると感じましたが、苦手としているバックハンドではちょうど良かったです!
ここまで読んで頂きありがとうございました。