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この記事では元SEの筆者が仕事が終わらない理由と解決方法についてご紹介します。
目次
仕事のレベルが自分に合っていない
初めて仕様書を書く、触れたことのない言語でコードを書く等今までにやったことのない仕事を依頼されることが多々あります。
依頼者としては、「挑戦させたい」「引き継いでもらいたい」といった心理があるようです。
このような場面に遭遇した時は、「納期を長めに取れないか」「質問出来る時間を設けてほしい」と上司に相談しましょう。
仕事を安請け合いしている
上司やお客さんから良い評価を得ようとして、あれこれ仕事を引き受けていませんか?
もちろん、快く引き受けることで「あの人に任せれば安心だ」といった評価は得られるかもしれません。
しかし、引き受けすぎて仕事が増えた結果、納期を過ぎるといった事態になってしまうと一気に信用を失ってしまいます。
SEに限らずですが、1度信用を失うと取り返すのはかなり難しいので気をつけましょう。
仕事を依頼された時は、最初に今持っている仕事(タスク)を確認します。
出来そうであれば引受、無理であれば「急ぎの仕事があるためできません」等理由を伝えて断りましょう。
断ったくらいで評価は下がりませんので安心してくださいね。

納期を確認していない
仕事を依頼される時によく言われるのが「この資料なるはや(なるべく早く)で作ってね」といった抽象的な納期です。
この状態で引き受けてしまうと、後に以下のような「なるはや」に対する認識の違いからトラブルが発生します。
依頼者「(なるはやって言ったから、2日間でやってくれるだろう。)」
作業者「(なるはやって言ったから、3日間でやればいいかな。)」

仕事を引き受ける際には必ず「いつまでに終わらせないといけないのか?」を確認しましょう。
逆に「どのくらいで出来る?」と聞かれた時には自身のレベルと現在の仕事量から逆算して納期を明確に伝えます。
この時に時間まで伝えるようにするとよりトラブルのリスクが下がります。(例:XX日の10時までに完了させます。)
優先順位を決めていない
仕事が増えてくるとマネジメント(管理)をしないといけませんが、この時目についたものから作業していませんか?
先程も述べましたが仕事には必ず納期がありますので、まずは持っている仕事をピックアップして納期が早いものから進めていきましょう。
また、納期が途中で前倒しや後ろ倒しになることもありますので、変化があった時はその都度優先順位を見直しましょう。
作業時間を決めていない
SEは1日で複数の仕事をこなさなくてはなりません。
取り敢えず進めるのではなく、依頼された仕事1つ1つに作業時間を割り当てる癖をつけましょう。
また、新人さんや経験がまだ浅い方にありがちですが、上司に質問するのは申し訳ないと残業や徹夜をする方が多くいます。
その責任感は大変素晴らしいですが、一番良くない仕事の進め方です。
何か問題に直面した時は、作業時間と質問する時間を分けておきましょう。
例えば3時間の作業時間がある場合、僕なら以下のように進めます。
・3時間の作業時間のうち、2時間は自分で調べながら進める。
・2時間で終わらなければ、残りの1時間で不明点を上司に質問して進める。
常に100%の完成度を目指している
はっきり言います、1回で承認を得られることはありません。
このような経験はありませんか?
上司からプログラミングを依頼されたとしましょう。
あなたはお客さんと取り決めた仕様書に沿ってコーディングしていきます。
なんとか納期ギリギリで完成させてお客さんに確認を依頼しましたが承認は得られず、さらには残りの短い納期で追加のコーディングを依頼されました。
このように途中で仕様が変更になったり、追加の要望(画面の構成やボタンの位置変更等)が必ずと言っていい程発生します。

仕事を進めていくに時は60〜70%の完成度(プログラミングで言えば一通り動く程度)で早めに依頼者への確認を行いましょう。
そこから指摘や変更内容を確認していけば、納期を過ぎるリスクは下がります。
まとめ
「仕事が終わらない」という悩みに対しては「才能が無いから」といった厳しい意見もあります。
僕としては才能よりも仕事の進め方がまだ理解できていないからだと考えています。
SE業界ではイレギュラーなことが多いので、依頼された仕事に対してはしっかりマネジメントしていくことが大切です。
今回いくつかご紹介しましたが、まずは出来そうなものから試してみてくださいね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回は以上になります。