
現在のメインラケットになります。(2020年5月時点)
片面に粒高ラバーを貼ることを想定し、板厚を薄くして重量を上げた剛力シリーズから、さらに重量と弾みをアップさせたのがこの「剛力男子」です。
カットマンの佐藤瞳選手や橋本帆乃香選手も使用しているラケットです。
目次
このラケットを選んだ理由
個人的に打っていて気持ちが良いのは特殊素材(特にアウターカーボン)です。
練習ではよくボールが入って楽しいのですが、試合になると緊張してしまいオーバーミスが増えていました。
このことから弾みを抑えた方が良いと考え、7枚合板ラケットを探すことにしました。
(インナーカーボンも試しましたが、打球感が好きになれません。)
ラケットを探す上での条件が以下の内容でした。
- それなりに重量がある。(軽いと相手のボールに負けてしまうため)
- ラケットの重心は先端である。(威力が出やすく、特にサーブの回転量が上がる)
この条件を満たしていたのが剛力男子です。
僕の所持している個体重量は「117g」で個人的には大当たりでした。
スペック
- 戦型:攻撃型
- 種類:木材7枚合板(ウォールナット)
- スピード:ミッド
- 打球感:ソフト
- 平均重量:105±g
- 厚さ:5mm
- グリップ:FL(フレア)のみ
- ブレードサイズ:長さ 160.0 x 幅 155.0 x 厚さ 5.0 [mm]
- グリップサイズ:長さ 100.0 x 厚さ 24.5 [mm]
- 価格:33,000円 +税
- 受注生産品(受注から20日間程度)
外観
「本当に7枚合板?」と疑ってしまう程に板厚が薄いです。
受注生産品だけあって全体的に丁寧な仕上がりですね。
材質もウォールナットで作られているのでとにかく硬く、台にぶつけてしまっても少し傷が付く程度でまったくへこみません。
とにかく壊れにくいため、台にラケットをぶつけやすい人でも長持ちすると考えれば価格相応だと思います。
いざとなれば武器にもなりそうです(笑)
弾み・打球感
ラケット単体の弾みについてはカタログ通りで、そこまで弾まないという感じでした。
意外だったのが打球感で、硬い素材で出来ている割にソフトであるということです。
試打した感想
フォア面に「キョウヒョウプロ3ターボブルー」、バック面に「キョウヒョウプロ3ターボオレンジ」を貼って試打してみました。
キョウヒョウプロ3ターボブルーのレビューはこちら↓
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【Nittaku】キョウヒョウプロ3ターボブルーレビュー
この記事ではNittakuの「キョウヒョウプロ3ターボブルー(特厚:2.0mm)」をレビューします。 過去に「NEOキョウヒョウ3省チームブルースポンジ39度」を使用していましたが、球持ちが良すぎまし ...
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まず総重量が「250g」と当然重いです。
僕は筋トレをしていましたので問題なく扱えますが、重いと感じる場合は片面に柔らかくて軽いラバー(ファスタークS1等)を貼って調整すると良いです。
打って思ったのが相手のボールに全く押されないということです。
特殊素材ラケットだと、確かに攻撃力はありますが相手の強いボールに対しての対応がシビアになりやすくコントロールが難しいです。
特にシビアに感じるのがブロックで、相手ボールの威力をラケットが吸収しきれずにオーバーすることが多かったです。
(これは僕の技術力にかかる部分が大半ですが。。。)
その点7枚合板ラケットはブロックが安定しますが、剛力男子はより安心感を与えてくれますね。
キョウヒョウプロ3との相性は「とても良い」です。
特殊素材ラケットにキョウヒョウを貼ったときよりも回転がかかりクセ玉が出ます。
スピードドライブは食い込ませて打つのはかなりのインパクトが必要ですが、繋ぎのループドライブでも嫌らしいボールが出ます。
あとは、ブレードが大きくなったのでボールが角に当たるミス(通称:角る)が無くなりました。
試合(2019年開催)でも使用した結果、弾みが抑えられた分緊張して打ってもボールが台に収まるようになり勝率が上がりました。
まとめ
一般的な攻撃ラケットよりも重量があるので使用者を選ぶラケットではありますが、僕と似たような状況にある方にはピッタリのラケットです。
興味のある方は是非試してみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回は以上になります。