
過去に「NEOキョウヒョウ3省チームブルースポンジ39度」を使用していましたが、球持ちが良すぎました。
このラバーはスポンジ硬度50度なので試打が楽しみです。
目次
使用用具
剛力男子に貼り、フォアとバックで使用してみます。
シート
開封時はシートに保護フィルムが貼ってあります。
シートは固めで、粘着性は強粘着ではなく微粘着に感じました。
粘着力を上げたい場合は、TSPの「粘着保護シート」がおすすめです。
1ヶ月程使い続ければ、ラバーにボールが引っ付きますよ!
スポンジ
「NEOキョウヒョウ3省チームブルースポンジ39度」のようなブルースポンジではなく、目でギリギリ見えるくらいの気泡が凝縮されています。
指で強く押しても殆ど沈みません。
スポンジまで食い込ませるには相当のパワーが必要ですね。
重量
開封時の重量が「94g」と高重量です。
フィルムを剥がしても「92〜93g」になります。
貼付け後の重量ですが、ソニックARを貼った状態(152g)からターボブルーを貼り付けた重量が219gです。
カット後のラバー重量は「219−152=67g」です。
剛力男子のブレードが一般的な攻撃ラケットよりも大きいので重量が上がっています。
接着剤
Nittakuのファインジップを使用しました。
1度塗りでは少し球離れが速いと感じましたので、3度塗りにしています。
基礎打ち
弾みはNEOキョウヒョウシリーズよりは弾むけど、テンション系ラバーよりは弾まない感じです。
硬いスポンジが球を弾き出してくれるので飛距離も簡単に出せます。
打球音は高く、表ソフトで打っているのかとよく間違われました。
ドライブ
シートが粘着性を帯びているため回転はかけやすく、安心感があります。
スポンジが硬いため食い込ませるのは難しく感じました。
姿勢が整っている状態でフルスイングした時には食い込みを感じることが出来ました。
常時フルスイングは中々出来ないので、シートで薄く捉えることを意識しておけば体制が崩れても変化のあるボールが出せますね。
慣れるまでは球質が安定しないと思いますが、見方を変えれば「球質が一定ではない=相手からしても取りにくい(カウンターが難しい)」ことになるので思わぬところでラッキーな点数が取れるかもしれません。
バックハンドでは下半身を使って打つといいボールが入りますが、撃ち抜くにはスピードが足りないと感じました。
スマッシュ
パワーが必要ですが、硬いシートのおかげで回転を無視して叩き込むことが出来ます。
ブロック
剛力男子に貼っている影響もありますが、とにかく安定します。
上級者の方にフルスイングのドライブを打ってもらいましたが何球でも返せました。
また、変化がつけやすくナックル変化で相手のミスを誘いやすいです。
カウンター
ドライブのカウンターよりは、硬さを生かした表ソフトのようなスマッシュカウンターがやりやすいです。
個人的には「テナジー25」よりもやりやすかったですね。
カット
シートで薄く早く切ることで安定したカットを送れますが、スポンジまで食い込ませようとするとオーバーミスします。
切るカットと切らないカットの音が同じなので、変化の違いが見抜かれにくいと思いました。
サーブ
文句なしの切れ味です。
スピードサーブは早さが出ないので意表を突くのは難しいです。
台上技術
ストップやツッツキは低く出せます。
特にストップは当てるだけでも短くなるのでテンションラバーよりもやりやすいです。
チキータはシートでの擦り打ちが安定し、スピードよりは変化球でチャンスメイクするのが良いです。
おすすめな方
重量がありますので、男性のフォア向きと思います。
もちろん、それなりに鍛えていれば女性でも扱えるレベルではあります。
片面粒高ラバーを使用している選手の重量調整としても良さそうです。
バックハンドでの使用は現実的ではないです。
僕は今後もフォア面で使用していきますよ!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回は以上になります。