Nittaku 卓球

【Nittaku】ソニックARレビュー

この記事では2020年3月に発売されたNittakuの「ソニックAR」をレビューします。

 

目次

使用用具

剛力男子に貼り、フォアとバックで使用してみます。

 

接着剤

Nittakuのファインジップを使用しました。

 

重量

カット前の重量は49gでした。

表ソフトの中では平均的な重量ですね。

カット後のラバー重量は、152g-117g=35gです。

 

スポンジ

スポンジはクリーム色で、最近のスピン系テンションのような気泡はほぼ見えません。

スポンジ硬度はカタログだと「32.5度」ですが、指で軽く押したくらいでは沈まないので「やや固め」な印象でした。

 

シート

粒は縦目で布目があり詰まっています。

粒の形ですが、円錐形を切り取った上に円柱がある形になっているのでスペクトル(TSP)に似ていますね。

シートも「やや固め」です。

 

基礎打ち

とてもよく弾みます。

ボールの弾道が少し上に上がってくれるのでネットミスがほとんどありません。

基礎打ちではナックルが出にくいと感じました。

 

ドライブ

縦目のスピード系なのにドライブがかかり、下回転のボールも問題なく持ち上がります。

スポンジまで食い込ませるとオーバーミスしてしまうので、シートでしっかり持ち上げるイメージで打つと安定します。

ドライブの回転量は横目の表ソフトよりは落ちます。

 

スマッシュ

このラバー1番の特徴ですね。

打球音は高く、打っていて気持ちいです。

強く打てば打つほどナックルになるので、スマッシュ1回で得点になりやすいです。

 

ブロック

弾みが良い分、当てるだけのブロックだとオーバーミスします。

ミート気味にカウンターすると球質が変化してミスを誘うことが出来ます。

 

カウンター

一般的な縦目よりも回転の影響を受けるので少し難しいと感じました が、練習すれば慣れるレベルです。

バウンド直後のボール真上を打つイメージで入りました。

 

カット

厚さ「MAX」ではコントロール出来ませんでした。

もう少し薄くすれば台に収まる感じですが、球質の変化はあまりなく素直に感じました。

 

サーブ

シートが固く布目があるので回転はかかり、下回転サーブはバウンドが止まります。

スピードを活かしたロングサーブも簡単に出来ました。

 

台上技術

レシーブは縦目の特徴が出ておりフリックやフェイントがやりやすいです。

ストップは問題なくできましたが、ボールが少し上がりますので腕が長い人にはフリックされるかもしれません。

ツッツキは表ソフトらしく、鋭く速いボールが出せます。

チキータは球離れが速いので難しいと感じました。

チキータするよりかは弾いた方が良いです。

 

おすすめな方

このラバーはバックよりはフォアで使用した方が特徴を活かせると感じましたので、シェークフォア表、ペン速攻に向いています。

縦目にしては回転がかかるのため、裏ソフトラバーのサーブと織り交ぜてプレイする方にもおすすめできます。

今回は厚さ「MAX」で使用しましたが、コントロールを重視する場合は「厚」が良いでしょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今回は以上になります。

-Nittaku, 卓球